探偵社のコラム

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壁に耳あり・・・

昔の人はよく言ったもので「壁に耳あり障子に目あり」ということばは、これだけ科学技術が発達した現代においてもまだまだしっかりと生きていて、 しかもそれが私たちの生活の中にもしっかりと染み付いているというのだから驚くばかりです。

昔のように、柱の陰から人の話をコッソリ聞く、いわゆる「盗み聞き」であればまだかわいらしいものですが、 最近の盗み聞きはその悪質性も急激に高まってきていて、壁にうがたれた目も障子にしつらえられた耳も、かなり高度な科学技術を駆使した「盗撮器」、 「盗聴器」といった、ひと昔前ならテレビドラマや映画の中でしかお目にかかることがなかったような精密機器がつかわれるようになってきています。

人の目や耳であれば、どうしても「人の気配」があるために、悪代官が手下のものと「おぬしもワルよのう・・・」などとほくそ笑みながらも突然、 「クセモノ!」などと言って槍や刀で天井を突き刺したり、あるいは「出あえ!出あえ!」などと言ってどこかに潜んでいた用心棒が10人くらい 出てきたりしましたが、しかし盗撮器や盗聴器では残念ながらそうもいきません。

そもそもそうした悪意の機器の存在に感づいたとしても、用心棒がぞろぞろ出てくることがあるはずもなく、また刀で天井を突き刺したりしても意味がありません。

だからこそ、用心しなければならないというのが現代人に課せられたテーマです。いつ何どき、どこにだれが盗撮器や盗聴器を仕掛けているのかわからないのですから、これはタチが悪いと言えます。

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